初じめての間伐作業

五環生活

2008年10月13日 22:46



朝から多賀の富之尾にて。
オレンジのヘルメットがかわいらしい。


大滝山林組合が管理する山林にて、NPO法人おうみ木質
バイオマス利用研究会の皆さんの定期的な間伐活動に参
加させていただきました。チェーンソーの使用方法のレ
クチャーなどからはじまり、丁寧にご指導いただきなが
らの作業でした。


今日は、檜を扱いました。
杉と檜の見分け方も教わりました。
写真は、檜の葉です。


木を伐倒する際には、まず、木を倒す方向に「受け口」と
言われる切り込みをいれます。およそ木の幹の3分の1く
らいまで切り込みます。その後で、「追い口」を切り込ん
でいくことで、木が倒れていきます。


今日は、およそ直径30センチ弱の木を選んで間伐しまし
た。年輪を数えてみると、だいたい30年弱くらいでした。

森の中での間伐作業には当然ながら危険が伴います。
まずはきちんとした安全確保の意識と技術を身につけるこ
とが大切で、参加メンバーはみな緊張しながら作業しまし
た。

と同時に、今日は、非常に気候も良く、木漏れ日が差し込
む手入れされている森の中の気持ちよさも存分に感じるこ
とができました。よく森は呼吸していると言いますが、ほ
んま、森の中にはいると酸素が濃いような気がしました。

お昼をはさんで、午後は、高取山で薪づくりのための丸太
の玉切りをしました。チェーンソー初心者の私たちには、
ちょうど良い練習にもなりました。

その後、玉切りにした丸太をいくつかピックアップして、
「ほっこりカフェ朴」へ。朴では、つい先日、薪ストーブ
を店内に設置され、冬にむけて薪をたくわえはじめていま
す。店の前で、持参した丸太で薪割りもしました。

12月くらいに、朴にて「薪割りワークショップ」しよう
かというアイデアもでてきています。

朝から日暮れまで、天気の良い中、なかなかに楽しい1日
でした。森のめぐみに感謝です。

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